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懸魚(げぎょ)?

【歴史】

中国から仏教建築とともに伝来してきたとも、その後になってからともいわれ、定かではありません。

日本では鎌倉時代以前のものは無いといわれ、あまり詳しい事はわかっていないのが実情です。

「懸魚(けぎょ)」は「掛魚」とも書かれ、「けんぎょ」と呼ばれる事もあり、魚を吊るしたような形に似ていた事からこの名がつきました。

建物の一番の敵は火災ですが、名前に「魚」がつくことから「防火」を願って昔からつけられていました。

「火伏(ひぶせ)」のまじないとして、よく民家や蔵などに「水」の文字が書かれていたり、寺社だったら龍の彫刻、お城だったら鯱(しゃちほこ)があったりしますが、これと同じ意味があったようです。

【建築構造上の役目】

建築構造上まったく意味がなかったのかというと、そんな事はありません。

入母屋造や切妻造、破風などは直接雨風に建物本体がさらされてしまいます。

そうすると棟木や屋根や建物を支える重要な木材が腐る。これを避けるため、また保護のために「懸魚」は取り付けられました。

木の切り口から傷んできますので、装飾を兼ねて懸魚は重宝されていたようです。

【懸魚の種類】

昔は魚の形をしていたり、のっぺりとしたただの板だったりしましたが、地代を経るごとに華麗に進化し、取り付ける場所も多種多様化してきます。

※古い建物を見た際、正面だけではなく側面に廻り屋根の方を見てください。色々な形がある事に気付き面白いです!

ナカジマ鋼管(株)開発行為現場

建物定期検査

工場増築工事

掛川市内の工場にて増築工事を行っています。

2か月前に杭工事をし、現在の進捗状況は基礎工事が完了しました。

この後鉄骨工事に入ります。

協力業者の皆様、無事故・無災害、安全第一で作業をお願いします。

竣工引渡し

先日、N様邸の引渡しをさせていただきました。

上品でオシャレな外観とシックな内観に仕上がった住宅です。

大容量の収納スペースを確保した事によりスッキリとした室内空間になっています。

また、リビングには家族や友人で楽しめるプロジェクタースクリーンを設けています。

素敵な住まい造りに携わらせていただきありがとうございます。

今月より外構工事が始まります。

引き続き安全作業に努めて参ります。

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