2024.02.05
私のサイクリングコース 参之続
昨年夏、千葉県北西部に位置する「印旛沼」の北印旛沼周回サイクリングコースを紹介しましたが、今回は北印旛沼の北東部に位置する参加体験型博物館「県立房総のむら」で正月に行われる「どんと焼き」です。
「県立房総のむら」は、伝統的な生活様式を直接体験するとともに、考古遺物や、歴史的建造物、江戸時代の武家屋敷・房総三国の農家などの展示を通して歴史を学べる、40年の歴史を持つ博物館です。
毎年12月には、安房(あわ)・上総(かずさ)・下総(しもうさ)の各農家において、その地方の伝統的な「しめ縄作り」の製作体験ができ、一昨年は上総の農家で、昨年は下総の農家で、藁で縄をなうところから始めて「しめ縄作り」を体験しています。
昨年一年間神棚に飾られた上総の「しめ飾り」と今正月に飾った「輪飾り」「松飾り」を持参し、お焚き上げする「どんと焼き」に参加しました。
櫓に組まれた竹や松・しめ縄を燃やし熾火になったところで、「房総のむら」で収穫されたもち米を前日に搗いた餅を竹竿の先に刺し、熾火にかざし焼いて食べ、今年一年間の無病息災を願いました。 醤油餅をたいらげたあと、農家の庭先に揃えられている正月遊びの道具のひとつ「竹馬」に毎年乗っていますが、今年も無事乗ることができ、バランス感覚と腕力が維持されていることが確認できました。
暖冬の今冬、早咲きの梅花の香を待ちわびつつ、美味しいビールのため、風を引かないように気づかいながら走りたいと思います。